捨てない=大切にしていることじゃない

~ おうちをまるっと整えて、暮らしやすい空間に ~

・家に帰っても心が休まらない
・忙しくて片付けや掃除にまで手が回らない。

そんな方の負担を少しでも軽くしたいと思っています。

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大阪府貝塚市の整理収納アドバイザー 谷口 くみこです。

今回は、私の体験談です。

お家の片付けを始めてから、「本当に勿体ないとはこういう事なんだな」という事を何度も体験しました。

この経験があるからこそ、使わないと分かったら、早めに手放す判断が出来るようになったんです。

これは特別な事ではなく、誰にでも起こりうる事なので、役に立てればと思い書きます。

モノを手放すのが苦手だった過去の私

「もったいない」「何かに使えそう」がストッパーになって、中々モノを手放せない。
そんな方も多いのではないでしょうか。

どうしようかなと悩んだ時に、「手放せない理由」を探していませんか?

本日は、元・モノを捨てられなかった私の経験談を。
本当に勿体ないのはこういう事なんだな。それに気付けたのは、整理収納を学んでからでした。

結局一度も履かれなかったパンプス

パンプス1

※当時の気持ちを思い出しながら書いています

ちょっと冒険して買ったパンプス。普段履かない色だけに、履いてみると違和感が。

結局、箱に入れたままお蔵入り。

履かないからキレイ。キレイだから捨てられない。譲れるような人も居なかった。
自分では履かないなというのは薄々気付いていましたが・・・きれいなモノを捨てるなんてありえないのです!

そこで、理由を探します。
言い方は悪いのですが、免罪符として出てくるのが娘。あるあるです。

「娘が大きくなったら履くかも」の理由を見つけた私は、それから数年、箱のまま放置していました。(いつ買ったのかも思い出せません💦)

そして、整理収納アドバイザーを目指しつつ、自宅の整理を始めた時に出てきたのがこのパンプス。

一見キレイです。娘も高校生になったので、「履く?」と聞いたら「履かない」と😂

よく見ると、片方のインソールの一部剥がれている?ちょっとベタベタする。爪で引っ搔いてみると・・・

パンプス2
一見キレイに見えますが
パンプス3
爪で引っ掻いてみるとボロボロに

経年劣化で爪で軽く引っ掻くだけでコーティングが剝がれてしまいました。

これではもう流石に履けません。

結局娘の好みにも合わないし、劣化して履けないまま捨てる事になってしまいました。

「もったいなから」と置いているだけでは、結局もったいないことになるんだなぁと。

モノは使ってなんぼですね。

合わないと感じた時点でリサイクルショップなどで売っていれば、他の人が履いてくれたかもしれない。すぐに捨てていれば、もうそんな存在は忘れてたかもしれない。

たらればですが、今となってはそう思います。

捨てるのがもったいないのでは無く、「使わない」のがもったいない。
モノを使って活かす事で、家の中のモノが循環し、本当に気持ちの良い空間が生まれる。これに気付いてから手放す時の心のハードルが下がりました。

お片付けをする上で知っておきたい事

モノにも寿命がある

合皮や樹脂コーティングされたモノの寿命は2~3年と言われています。

温度や湿度などの環境などにより、寿命が前後しますが、思ったよりも短期間だと思いませんか?
しかも、購入してからではなく、製造されてから2~3年なんです。

使用の有無に関わらず、経年劣化は進みます。

寿命があるならば、その間に出来るだけ使用したいですよね。
使うか、使わないかはご本人次第ですが、この期限は何らかの判断基準になるのではないでしょうか。

最近使っていない合皮素材のモノがあれば、ヒビ割れやコーティングが浮いていないか確認してみて下さいね。

家族と自分は切り離す

これは体験談のパンプスに限らず、服でも「子供が成長したら着れるかも」となりがちです。
お客様からもそのお声を聞く事があります。

その時にお話しさせてもらう事は、

・流行
・体形/サイズ
・好み

これらの条件が合致しない限り、使ってはくれないでしょう。
流行りはまた巡ってきますが、やはり過去の流行りのデザインとは違うんですよね・・・。

お子さんが着られる年齢になるまで、あと何年保管が必要か。
着られる年齢になったとしても、着れるか・着てもらえるか。

もし、あなたが、母親から昔着ていた服のお下がりをあげる!と言われたらどう感じますか?

お子さんの気持ちも大事なので、決して押しつけにならないように。

まずは区別するところから

段ボールに詰める女性

整理=捨てるではありません。整理の意味は「要・不要を分ける事」以外にも「区別する」という意味もあります。不要なモノは手放せれば一番手っ取り早いし、スッキリします。

ですが、そんなに簡単に行かないのが人の気持ちです。

そんな時は無理に手放さなくても良いのです。段ボールなどにまとめてください。
ただ、そのときのお約束があります↓

約束

・使わないモノは、他のものと混ざらないようにしっかり分ける。

・必ず半年後や1年後など、サイクルを決めて見直しをする。

案外、日が経って不要なモノ見直してみると「どうしてこれを取っておいたんだろう?」と感じ、すんなり手放せる事があります。

区別するだけでも、以前よりかは使いやすくなっているはずです。使いたいものが出しやすくなっていませんか?

まずは、無理なく出来る事から始めましょうね。

まとめ

自分で購入した普段使いのモノは、自分で消費する・行き先を決める等、最後まで責任を持つ。もうこれに尽きます。

全く使っていないのに、捨てる罪悪感から逃れるために押入れやクローゼットにため込んでいるモノはありませんか?それは「大切にしている」のではありません。それもまたモノを粗末にしている事になるのです。

例外

そのお家の歴史や先祖代々伝わるモノ、子供に引き継いでもらいたいモノは大切になさってください。

押入れやクローゼットは、使っていないモノをしまいこむ場所ではありません。

不要な物を出来るだけ減らし、部屋に出しっぱなしになっているモノを押入れにしまいましょう。

部屋をスッキリさせることで、心からスッキリと気持ちの良い部屋になるのではないでしょうか。

一人ではどうしていいか分からない、片付け方を教えて欲しいという場合は、いつでもご連絡下さい。

整理収納のミニ講座付ですので、お片付けの手順や収納のポイントなどをお伝えしてから作業に入ります。分かりやすいと好評いただいております♪

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